小埜涼子

komine音楽家。アルトサックス、フルート奏者。愛知県名古屋市在住。
名古屋を拠点とし、即興演奏活動を主としながらも、ブルース、ロック、ノイズやプログレなどジャンルを超えたバンド活動や様々なライブ、レコーディングにも参加。多種多様な活動の中でもその音楽性は一貫してソリッドでロマンチックなインタープレイを目指す。近年のソロ活動では美しさを追求し、独自のリズム感と倍音を巧みに使った循環呼吸、重音奏法などを積極的に取り入れた幻想的な即興とメロディーの狭間を行き交う不思議で豊かな音を放出する。また、エレクトロニクスを使い独自のアルゴリズムでプログラムした即興演奏システムを自作改造フットペダルを用いてリアルタイムで足で巧みに操作しながらのソロ演奏を展開している。

2006年
ジャパンプログレ界の重鎮、ドラマーの吉田達也とSAX RUINS結成

2007年
不定期に不破大輔率いる[渋さ知らズ]に不定期に参加するようになる

2008年
「DUOシリーズ企画」で、梅津和時、林栄一、池田芳夫、不破大輔と共演

2009年
大友良英主催のアジアン・ミーティング・フェスティバルにて北京のヤン・ジュン氏と出演

2010年
SAX RUINS ヨーロッパ各国、中国、ロシアツアーに参加

2011年
フランスでのロック最大規模のフェスティバル「Rock In Opposition(R.I.O)」にSAXRUINSと小埜涼子ソロで出演

2012年
東京のdoubt musicより、自身にてレコーディング・ミックス・プロデュースを手がけた ソロアルバム[Undine]発売。

2013年
梅津和時&サム・ベネットによるサードパーソンにて共演
日本ジャズの巨匠、アルトサックス奏者の林栄一氏と共にサックスデュオによるジャパンツアー。
土屋昌巳の15年ぶりのソロ新作『Swan Dive』にアルトサックスとしてレコーディングに参加
SAX RUINS セカンドアルバム Blimmguass(ブリンガス)をアメリカ Skin Graft Records と磨崖仏レコードより発売。 1ヶ月に渡る欧州、北欧ツアーに参加。

2014年
非常階段のドラマー、岡野太と超高速ノイズバンド[Alsovia](アルソビア)結成
アルトサックス奏者の林栄一氏と共にサックスデュオによるジャパンツアー
イギリスのヨナスサウンズよりエレクトロニクスソロ音源「electronic elements」を欧州限定デジタルリリース。
エクアドルのノイズ奏者arkano氏と共に共同制作でレコーディング
アジア初、日本初、女性だけで編成された[John zornʼs COBRA 名古屋作戦小埜涼子部隊]を公演

2015年
大友良英氏主催によるアジアの優れた音楽家を集めた「アジアンミーティングフェスティバル東京公演」に出演予定
プロディューサーであり鍵盤奏者でもあるホッピー神山氏とツアー予定 吉田達也氏、ナスノミツル氏とツアー予定
自身プロデュースのセカンドアルバムをレコーディング中
イギリスのレーベルTUSKmusic主催のTUSKfestival(イギリス)出演予定

メディア

2012年 ProgArchives’ 2012 Top 100 list(海外)にてソロアルバム[Undine]が66位にランクイン
ジャズ批評2013年3月号の【マイ・ベスト・アルバム2012】にソロアルバム[Undine]掲載
CDジャーナル2013年1月号【2012BEST DISC100】にソロアルバム[Undine]掲載
WEB版CDジャーナルにソロアルバム[Undine]小埜涼子インタビュー掲載(2012年)インタビュー記事
2013年 セルビア国営放送ラジオベルグラード(Радио-телевизиа Србие)にて小埜涼子[Undine]特集を放送。
2014年ストレンジデイズ1月号SAX RUINS小埜涼子インタビュー掲載